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- 2021.03.20 Saturday
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さてさて、今日サマーウォーズの放送がありましたね。
僕は、映画でも、パッケージでも観ていないのですが、今日の放送の予習のため、コミックス版(全3巻)を買って読みました。
あっ、そうそう。今、角川は何かキャンペーンをやっているようで、コースターを貰えました。12種類のうちから選べるみたいで、僕は3巻分ということで3種、綾波&アスカ、こなた、美琴の分を貰いました。他のキャラは知らなかったしw
それで、予習してみたので、重要なシーンも含め、かなりカットされてるなあという印象を受けました。
でも、コミックスでは、映画の尺の都合上カットされてしまったものも補完されているらしいので、元々あったのかどうかはよくわかりません。が、完全に初見の人には、特に最初の辺りは、テンポ速すぎの端折りすぎで、ちょっとわかりにくかったのではないかと思います。
それでも、おばあちゃんが電話かけまくるシーンとかおばあちゃんがお願いするシーンとかおばあちゃんが亡くなってしまうシーンとかおばあちゃんの遺言が読まれるシーンとか感動しましたね。(おばあちゃんばっかやな)
というか、最近、悲しいシーンよりも、誰かが誰かのために声援を送ったり、協力してくれたりといったときの方が目頭が熱くなります。
ただ、EDが残念なくらい短い上に、すぐに番宣にいったので、余韻にひたるどころか余韻すらありませんでしたがw
あと、四畳半を観た後なので「小津!」と皆が口にしまくるのはすごい変な感じです。
で、改めて思ったのは、コミックス版素晴らしいな!ということ。
今回の放送が115分のものを2時間弱の放送枠に収めるため、20〜30分のカットがあったとはいえ、コミックス版の感情描写とかは、アニメに勝る気がします。
そして、何より絵が上手い!
背景も綺麗で、雰囲気が感じられて、それだけでも良いのですが、何と言っても人物が素晴らしい!
大抵の場合、アニメは絵のプロであるアニメーターが描くため、漫画家(絵だけのプロではない)の描く漫画の絵より上手い場合が多いです。漫画の方が上手いというのは非常に稀。
なので、漫画が先立つものならともかく、アニメが先でコミカライズする場合には、どうしても視聴者の基準が上がりますので、なかなか難しいものがあります。
でも、これは、アニメより、漫画の方が遥かに綺麗で魅力的だと僕は思います。健二も格好良いし、夏希先輩も可愛い!
また、貞本さんの描くキャラクターって、シンプルでスタイリッシュなのですが、だからというか、バランスをとるのが非常に難しいです。一枚絵ならそこまででもないのですが、ちょっとアングルや表情が変わるだけで、漫画のキャラとして描こうとするだけで、滅茶苦茶難易度上がります。いろんな人の描くエヴァを観たりすると、余計にそう思います。
しかし、それがこの漫画版にはないです。むしろ、すっきりして見やすいくらい。貞本さんの要素をかなり忠実に再生しています。無理なく貞本さんの絵柄の雰囲気を取り込んでいる。杉基イクラ、恐るべし。
本当もう貞本さんがキャラデザしたアニメの漫画版は全部杉基さんに任せればいいんじゃないかなw そうしたら、エヴァももっと早く完結できるでしょうw
ということで、サマーウォーズを観た人にも観てない人にも、コミックス版を強くオススメします。
そして、最後にtwitterで面白いと思ったツイートをひとつ。
時をかけたのが真琴、家族をかけたのが夏希
よく考えると、家族をかけてギャンブルとか、かなりアレな人間にすることですね。